2019年度 CO₂排出量を25.5%減らすことが出来ました!(1990年度比)
日本醤油協会は、平成14年から「醤油業界における環境保全のための自主行動計画」を推進しています
この計画の中で地球温暖化対策としてCO₂排出量の削減、並びに廃棄物対策として動植物性残渣の再資源化率の向上のための目標を掲げています
このたび、2019年度に醤油製造事業者が努力して取り組んだ結果をとりまとめましたのでお知らせいたします
CO₂排出量については2030年目標をクリアすることができましたので、今後も新たな目標をたて更なる努力をしていく所存です
Ⅰ 温暖化対策(CO₂排出抑制)
1.自主行動計画における目標
2020年度目標…CO₂排出量を1990年度対比で18%以上削減
2030年度目標…CO₂排出量を1990年度対比で23%以上削減 |
2.エネルギー消費量・CO₂排出量の実績
【CO₂排出量削減率(1990年度対比)】
25.5%削減 2030年度目標 達成! |
3.目標達成のための主要な取組み
・燃料の転換(A重油→ガス)
・太陽光発電の導入
・高効率なボイラー、空調機、冷却チラーへの更新
・冷凍機の運転の最適化
・照明のLED化
Ⅱ 廃棄物対策(動植物性残渣の再資源化)
1.自主行動計画における目標
動植物性残渣の再資源化率(全体)…95%以上
(内、しょうゆ粕・しょうゆ油の再資源化率…各99%以上) |
2.動植物性残渣の排出量・再資源化量の実績
【動植物性残渣の再資源化率】
全体 99.2%(目標達成)
内(しょうゆ粕)100%(目標達成) 内(しょうゆ油)99.7%(目標達成) 内(その他の動植物性残渣) 93.5%(目標未達成)(※昨年より1.8ポイント向上) |
3.目標達成のための主要な取組み
・しょうゆ粕を飼料、肥料等へ再利用
・しょうゆ油を代替燃料、切削油等へ再利用
・各製造工程におけるロス削減に努めて発生量を抑制
日本醤油協会は、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向け、持続可能な消費を広めるためにの活動を推進する『あふの環2030プロジェクト』(農林水産省、消費者庁、環境省 連携)に参画し、プロジェクトメンバーとして「サステナ宣言」を行っています
【サステナ宣言】