温暖化対策

温暖化対策

日本醤油協会は、平成14年から
「醤油業界における環境保全のための自主行動計画」を推進しています。

温暖化対策


2013年を基準に、2030年までにCO2排出量を30%以上削減することを目標としています。

第一次の目標が2010年で満了したことに伴い、2030年に向けて新たな目標を策定いたしました。今後、我が国のエネルギー政策が大きく転換する場合には、この目標設定を見直しつつもCO2排出量の削減に努めてまいります。

対策

  • コージェネレーターの導入
  • 輸送体制の見直し (共同配送、調達物流、貨車利用など)
  • 省エネ機器導入 (コンプレッサー、モーターのインバーター化など)
  • 燃料の切り替え (重油から電力・都市ガス・LNGへ、しょうゆ粕の燃料代替化など)
  • ボイラーの改善
  • LED化

※コージェネレーターとは、燃料時に発生するエネルギーから<①発電にもいいる動力>と、<②その動力が作られる際に発生する熱>を同時に取り出すことで、「電力」と「熱」の需要が適切に組み合わさり、総合的にエネルギー効率を高められる機器。

【ガスのシステム例】http://www.gas.or.jp/cogene/contents/01_01.html

2021年の達成状況

CO2排出量 14.5万トン  2013年対比 73.5% (2013年CO2排出量 19.8万トン)

取りまく状況

増加要因
  • しょうゆ加工品生産量増加
  • 製造設備増強
  • 多品種少ロット生産の増加
  • 衛生管理の高度化 (ISO、HACCP)
  • 改善環境 (空調設備等の増強)
減少要因
  • 作業場及び施設設備の集約化
  • 省エネタイプの機器導入
  • 燃料切り替え
  • 物流の合理化
  • 製造工程改善
  • コンプレッサーの集中管理
  • LED化
  • 生産量減少

※増加要因の1つとして、衛生管理、製造工程の多様化等によりエネルギー使用量が多いつゆ類、だししょうゆ類の生産増加が上げられます。従来は家庭や外食事業所で工夫してつくられていたこれらが、食生活の変化により、しょうゆ工場での生産に移行されていると予想されます。

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