JAS規格

JAS規格

しょうゆのラベル表示や
JASについて紹介しています。

醤油の良さはアミノ酸の量と唎味で決まります

JAS

JAS規格は厳格に決められています

JASとはJapanese Agricultural Standard(日本農林規格)の略称です。醤油の種類、製造方式、等級ごとの性状、色度、全窒素量、無塩可溶性固形分などの基準が設けられています。良いしょうゆを選ぶときの大切な目安となります。

栄養表示

アミノ酸の量は全窒素の量で表されます

うま味成分であるアミノ酸の量は、全窒素の量で表されます。

こいくちしょうゆ(本醸造)を例に挙げれば、全窒素分が1.20%以上で標準、1.35%以上なら上級、1.50%以上あれば特級と表示されます。また1.65%以上には特選という表示が可能です。

しょうゆを選ぶ基準は、味の好みや用途などさまざまですが、等級表示は目に見えるおいしさの基準といえます。

官能(唎味)

最終的な評価は検査員が行います

しょうゆの品質検査は、厳密な分析検査のほか、官能検査によって最終的な評価が下されます。官能検査は一般財団法人日本醤油技術センターが行う厳しい資格検査に合格した「醤油官能検査員」によって、色味・香りを総合的に判断し格付けされます。

醤油はJASの優等生です

現在JASにより品質基準が定められている加工食品は約80種類。その中でしょうゆは、最も受検率の高い製品のひとつです。

各企業のこうした姿勢が、常に安定した品質を守り、さらに高レベルの商品を生み出しています。

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